マルシェイベント 手作り雑貨や 飲食集結 町内外から大勢の人  安平、厚真

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年7月18日

 安平、厚真の両町で17日、ハンドメード雑貨や飲食などが集結したイベントが開かれた。あいにくの雨模様にもかかわらず、それぞれの会場には幅広い年齢層の雑貨好きや家族連れなどが訪れ、にぎわいを見せた。

 安平町スポーツセンター「せいこドーム」では、同センターと町内でマルシェイベントを企画する地元ハンドメードのRaspberry(ラズベリー)がコラボし、「夏祭りinほっこりマルシェ」と銘打ってイベントを開催した。

 当日はプールとトレーニング室を一般に無料で開放し、水の中を30分程度歩く水中ウオーキングやマシンと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングを指導。アリーナロビーなどを使ったマルシェには町内をはじめ、近隣の厚真町や苫小牧市、札幌市などから約20事業者が駆け付けた。

 会場ではバッグやパンの販売があったほか、ネックレスやキーホルダーづくりのワークショップが人気を集めた。ネイルアートやヘッドマッサージ、整体などでリフレッシュする人たちの姿も見られた。友人と足を運んだ町内早来大町の70代女性はパンや小物入れを買った後にプールに入って体を動かし、「イベントを楽しんでプールにも入れる。(開催する)時間帯もちょうど良く、友達と来てパンを食べるのもいいのでは」と笑顔を見せた。

 担当者によると、開場前から正面入り口前に列ができ、午前中は利用者と買い物客で埋め尽くされたという。同センターの石井雅美副館長は「雨だったので心配だったが、予想以上に人が来てくれた」と喜んだ。

×   ×

 厚真町総合福祉センターでは、町民有志らがハンドメード雑貨や野菜などを持ち寄ったイベント「あつまるマーケット」が開かれた。

 町内を中心に21事業者が集まり、小物やバッグ、木工品、キーホルダー、アクセサリーのブースなどが並んだ。ネイルアートのコーナーやパンやハスカップ、綿あめのブース、屋外ではキャベツや花の苗の直売もあり、町内外の飲食店やタルト専門店がキッチンカーで駆け付けた。30代の男性は「いろんなハンドメードなどを見て楽しむことができた」と語った。

 イベントは、町民がつくるハンドメード雑貨を披露する場を設けようと、有志で初めて企画した。イベントの担当者は「まずは町民に来てもらいたいと思っていたので、にぎわってよかった。また秋ごろに開催できたら」と話していた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー