むかわ町の穂別地区小中高連携事業の一環で4日、同地区まちなかのボランティア清掃が行われた。小中学生と高校生合わせて約160人が参加し、地域の環境美化に努めた。中学校で行っていた取り組みに地元の小学校と高校が賛同し、継続してきた。昨年は天候不良のため中止し、2年ぶりの開催となった。
穂別中学校に全員が集合し、出発式を行った後、小中高生を縦割りした8グループに分かれて小、中学校や穂別博物館、町役場穂別総合支所の周辺、メイン通りなどそれぞれ担当するエリアを1時間から1時間半ほどかけて巡回。気温30度を超える暑さの中、道端の空き缶やペットボトル、紙くずなどを拾い集めた。
穂別中2年の町田柚葵さん(14)は「歩道の脇などに結構ごみが落ちていた。(小学生は)言うことも聞いてくれたし、自分から進んで動いてくれた」と話していた。