アウトドアを体験 キャンプ場でテント設営 穂別フィールドに「むかわ学」 鵡川高1年生

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年6月23日

 むかわ町の鵡川高校(三村素道校長)の1年生は21日、地域の自然や歴史、産業などを学ぶ「むかわ学」の一環として、町穂別地区の穂別キャンプ場などを訪れた。生徒約50人がアウトドアを通じたまちの活性化について考えたほか、テント設営などを体験して防災への理解を深めた。

 2クラスが午前と午後に分かれてキャンプ場を訪問し、テントの設営や木の間に張ったハンモックで寝るなどして、その機能を体感。畠山蓮さん(15)は「テントの設営は思っていたより簡単で早くできた」と振り返り、「くつろげるし、小さい子どもでも遊べるところなのでいいと思う。この辺は人が少ないので、もっと広めていけたら」と語る。

 講師を務めた町地域おこし協力隊の両角創平さん(37)は「キャンプ場には自然がいっぱいあるので、ぜひ体験してほしい」と呼び掛けた。また、「ハンモックはロープと縛り付ける生地があれば作れるので、いろんな活用ができ、万が一の時には優秀な資材。遊びの中でロープワークを身に付けてもらえたら」と防災の観点からも期待していた。このほか一行は、穂別博物館の見学や化石現場での発掘体験なども行った。

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