厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)の1年生13人が17日、野外体験学習として町内鯉沼にある大沼野営場で炊事遠足を行った。カレーライスやサンドイッチの調理、レクリエーションなどの集団行動を通して交流し、クラスの団結を深めた。
生徒たちは貸し切りバスで苫小牧市まで買い出しに行った後、野営場で3グループに分かれてそれぞれカレーライス、チャーハン、サンドイッチ作りなどに取り掛かった。野菜やパン、果物を切ったり、フライパンでご飯を炒めたり、慣れない手つきながら楽しそうに取り組んだ。清野百花さん(12)は「みんなで作業するのが楽しく、今後、料理をするきっかけになった気がする。今度は友達にも作ってあげたいな」と笑顔を見せた。
昼食後は場内で鬼ごっこなどレクリエーションを楽しんだほか、学校まで5キロほどある道のりを歩いて帰る中で、たくさんのコミュニケーションを取った。