厚真町議会定例会は17日、本会議を続開し、ゼロカーボン・ビレッジ構築計画の策定経費を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案など議案5件を原案通り可決した。
町によると、同計画は2050年のゼロカーボン達成に向け、上厚真地区を先進的モデル地域とする。策定に当たり、地域特性を反映した脱炭素シナリオの作成と目標達成に向けた事業構想について調査・検討を行う。また学識経験者、地元関係団体、企業、地域住民などでつくる「町地域脱炭素推進協議会」(仮称)を立ち上げ、専門家からのアドバイスや調査結果に基づき意見交換する。
町はこれらの経費として道の支援を含む1030万円を計上した。このほか職場内のメンタルヘルスケア対策として、臨床心理士を活用した研修会や職員面談などの委託業務に72万円を充てた。