白老東高校(小川政博校長)の1年生計43人は16、17両日、町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館を訪れて展示資料などを見学し、まちの歴史に理解を深めた。
郷土学習の一環。初日はB組の21人が、白老の成り立ちを物語る展示資料や国指定史跡「白老仙台藩陣屋跡」を見学した。
生徒たちは、陣羽織を身に着けた同館友の会会員から解説を聞き、北方警備の拠点として陣屋が生まれ、無くなるまでの経緯や、蝦夷地の防衛に携わっていた当時の陣屋の状況などを学んだ。
梁田彩由季さん(16)は「私たちが暮らしている白老は、先住民アイヌ民族から多くの親切や協力を受けてきたことが分かった」と話していた。
見学後は館内で学んだことをまとめ、発表し合った。