今秋、「日本博」で作品展 文化観光推進実行委が総会 白老

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  • 2022年6月16日

 白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長、会員28人)は14日、しらおい創造空間「蔵」で通常総会を開いた。会員17人が出席し、昨年度の事業と決算報告のほか、2022年度活動方針や事業計画を承認した。

 熊谷会長は「今年度も町民一体となって盛大に事業を推進し、白老の活性化、人口増、発展につなげていきたい」とあいさつ。来賓の神戸典臣道議も祝辞を述べた。

 今年度の活動方針を審議し、日本の美や芸術を世界に発信する国家プロジェクト「日本博」の2年目事業を展開するに当たり、「多文化共生のまち」の実現に向けて関係団体とアーティスト、専門家、研究者らが協働し、町の魅力や創造性の発信、共創の形を具体的に実践することを決めた。文化芸術の町として、基盤強化を図ることなども確認した。

 町内では、日本博の採択事業および福武財団助成金事業「ルーツ&アーツしらおい―白老文化芸術共創―2022」の一環で、作品展が今秋予定されており、16日時点で13組16人が参加を予定。アヨロ鼻灯台の再点灯や商店街での壁画展示、ビデオ作品展などの事業が検討されている。

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