道、日本郵政、楽天グループは20~24日、白老町大町3の白老郵便局で町内および道内在住の外国人を対象にオンライン行政相談を実施する。雇用、医療、福祉、子育てなどの困り事相談に応じる。
3者は3月29日に道庁で、地域課題の解決に向けてデジタル化などに取り組む包括連携協定を締結しており、外国人向けオンライン行政相談は3者連携による協働事業の一環。
今年度は道内4カ所で予定し、北見市の北見郵便局と稚内市の稚内潮見郵便局では実施済み。根室市の根室平内郵便局では17日まで行っている。
白老郵便局での実施は、道地域創生局の担当者によると、白老町が多文化共生を掲げるまちであることから決まった。
郵便局窓口ロビーにタブレット端末を設置し、道外国人相談センターによるオンライン相談をビデオ通話で行う。対応可能な言語は英語、中国語、韓国語、タガログ語、ベトナム語、日本語。午前9時~正午、午後1時~同5時。事前申し込みは不要。
言語によっては対応できない時間帯があり、問い合わせは道総合政策部地域創生局地域戦略課 電話011(204)5255。