安平町追分中央の温浴施設・ぬくもりの湯で7日、小学生以下を対象にしたイベント「キッズデー」が開かれた。
入浴者の拡大を狙った初めての試み。同施設の入浴者数は近年、町内キャンプ場の利用者が増えたこともあって5万人ほどで推移していたが、昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で減少した。
イベントでは、サイコロを転がし、出た目に合わせて駄菓子やおもちゃをプレゼントして親子連れを楽しませた。塗り絵を配り、今月中に提出すると、文房具セットやおもちゃをプレゼントする企画も用意した。さらに子どもにカードを配布し、これから開くイベント時に来場すると、シールを贈り、五つためると、景品と交換できるようにした。
町や同施設は、今後も子ども向けイベントを随時開いていく考え。町住民サービス課は「小さい子どもを連れて来ることで、入浴者も増える。お風呂に来てちょっと遊んで、親子でゆっくりくつろいでもらえたら」と話す。
また、7~8月に予定している入浴者数100万人の達成日を予想してもらう企画も行っている。