白老町議会定例会5月会議は27日、本会議を開き、総額9064万6000円の一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決し、閉会した。補正予算は、町内宿泊者に上限5000円の宿泊料金助成と飲食や観光施設で使える2000円分のクーポンを配布する「ウエルカムしらおいキャンペーン」の事業費4500万円など。
戸田安彦町長は、町内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザが19日に全防疫措置を終えたことを行政報告。「食の安全と安心、風評被害への対応を継続して進め、影響を受けた養鶏場への支援に努める」とした。また、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について「60歳以上と基礎疾患がある18歳以上の町民を対象に6月上旬から順次進める」と述べた。