SDGsバッジ 厚真町に寄贈 HBC

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  • 2021年12月3日

 HBC(北海道放送)は1日、厚真町に胆振東部地震の被災木を活用したSDGs(持続可能な開発目標)のオリジナルバッジ50個を寄贈した。

 同社の創立70周年にちなんだSDGsウイーク(11月27日~12月3日)の取り組みの一環。札幌市のデザイナー伊藤千織さんが、震災で倒壊した町内納屋の解体材(トドマツ)を使って限定1000個を手掛けた。バッジの裏側に「70th ANIVERSARY×ATSUMA96%」と刻印されており、町内の林業や木工業、木材搬出業などに関わる一般社団法人「ATSUMANOKI96」、町の観光大使でもある金澤智明さんが携わっている。

 同社の長嶋潤二・メディア戦略局統括は「先人たちに敬意を払い、林業の復興に弾みを付けられたら」と善意を贈呈。宮坂尚市朗町長は「SDGsを一つの柱にした復旧・復興を掲げている。(バッジを)大切に使わせていただきたい」と謝辞を述べ、「厚真町の環境再生、保全をして森林に興味を持っている方たちを大切にしていきたい」と話した。

 また、同社は抽選で100人にプレゼントする考えで、3日午後11時59分まで応募をホームページで受け付けている。

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