白老町議会は29日、定例会10月会議を開き、2021年度一般会計補正予算など議案3件を可決した。
一般会計補正予算は、今年度予算に9163万6000円を追加し、総額110億486万6000円とする内容。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中小企業や1次産業事業者への経営支援金給付、駅北観光商業ゾーンでの物販テナント施設整備費など、国のコロナ対策臨時交付金を活用した事業費を盛り込んだ。
行政報告で戸田安彦町長は町立国保病院の常勤医師について、「4月に採用した内科医1人が今月31日付で退職し、11月1日付で新たに内科医1人を採用することになった」と説明し、「引き続き、安心の医療提供体制を充実させるため、医師確保に全力で取り組んでいきたい」と述べた。