パワハラの 職員、懲戒処分 厚真町

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年10月27日

 厚真町は26日、直属の部下に対し、業務上適正な指導の範囲を逸脱したパワーハラスメントをしたとして、住民課の男性参事(49)を25日付で減給10%、3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 町によると、9月上旬に指導に際して高圧的な発言があったと、職員から相談を受けた。その後、町が事実確認を行い、相当な度を超えた言動により精神的苦痛を与えたとして、ハラスメントと認定した。

 宮坂尚市朗町長は「町民に寄り添い行政サービスを提供する職員が起こしたことは誠に遺憾。町民の信頼を損なうものであり、深くおわび申し上げます」と謝罪。「ハラスメント防止について組織を挙げて取り組み、職員に対しては研修会などで指導の徹底を図るとともに、町民の信頼回復に努めていく」とのコメントを出した。

 町の担当者は「本人も非常に反省している」と話している。

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