苫小牧署上厚真駐在所と上厚真地区の認定こども園「宮の森こども園」は13日、秋の輸送繁忙期の交通安全運動(12~21日)に合わせて、町内厚南会館前の交差点で合同の街頭啓発を行った。園児らがスピードダウンなど安全運転を訴えた。
警察署とこども園がタイアップした初の試み。年中、年長の園児15人が旗の波をつくり、20分ほど走行するドライバーに向けて「スピードを落としてね」と元気いっぱいに交通安全旗を振った。
同署によると、啓発場所は日高自動車道厚真インターチェンジに近い幹線道路で、バスやトラックなど大型車両の通行も多い場所。上厚真駐在所の大和由幸巡査部長は「子どもたちも喜んで取り組んでいて、交通安全意識の高さがうかがえた」と振り返り、「交通量が多い場所なので、散歩で出掛ける時にも飛び出したりしないよう気を付けて」と呼び掛けていた。