第59回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会は8日、苫小牧市労働福祉センターで開会式が行われた。出場チーム関係者ら約30人が出席。新型コロナウイルスの影響で2年ぶり開催となる伝統の一戦に向け、組み合わせなどが発表された。
会の冒頭、主催する苫小牧民報社の宮本知治議長兼社長があいさつ。新型コロナの感染者が一人も出ることなく大会が終えられることを願いながら、「今年はどんなドラマが生まれるか楽しみ。いい試合を積み重ねながら、優勝目指して頑張っていただきたい」と激励した。
また、共催する北海道軟式野球連盟苫小牧支部の最上誠司支部長は「素晴らしい歴史を持つ大会。ルールを順守しながら、けがのない試合をしてほしい」と祝辞を述べた。優勝旗返還は2019年の第57回大会で9年ぶり5回目の優勝を果たした苫小牧ヤンキースの斎藤翼が担った。
今大会には市内の職域、クラブの32チームが出場する。予選は例年のA、B各ブロック分けはなし。敗者復活戦を含めて2勝を挙げた12チームが決勝トーナメントに駒を進める。開幕日の6月1日から約2カ月にわたって熱戦が繰り広げられる。
新型コロナウイルス感染症対策として無観客開催となる。選手、チーム関係者は試合ごとに健康状態を申告する問診票の提出、ベンチ消毒などを徹底する。組み合わせは12日付紙面に掲載する。