支笏湖まつり実行委員会(福士國治実行委員長)は10日、千歳市支笏湖温泉の園地内にある支笏湖神社で千歳・支笏湖氷濤まつり(来年1月29日~2月23日)の安全祈願祭を行った。
例年はまつり会場となる園地内のプレハブで行ってきたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため屋外で実施。人数も例年の半分程度の約30人に絞り込んだ。神事では、神職が祝詞を読み上げ、まつりの安全を祈願。神前に玉串をささげた。
43回目となる今回はコロナ禍で開催が危ぶまれたが、40年以上続く地域のまつり文化や氷像制作技術の継承を目的に開催を決断。トンネル型の氷像や滑り台の製作は見合わせ、人が集まるステージイベントや花火の打ち上げも行わない予定だ。
福士実行委員長は「スタッフもコロナ対策を考えながら取り組んでいる。皆さんにも協力をお願いしたい」と話していた。