【ダラス(米テキサス州)時事】プロ野球ロッテからポスティングシステムを利用して米球界入りを目指す佐々木朗希投手(23)の代理人、ジョエル・ウルフ氏が10日、テキサス州ダラスで取材に応じ、既に大リーグ20球団以上から関心が寄せられていることを明らかにした。「素晴らしい才能。それが、多くのチームが彼にわくわくしている理由だと思う」と話した。
交渉は10日に解禁され、佐々木側は来週から獲得に名乗りを上げる球団と面談していく予定。ドジャースやパドレスが有力候補と報道される中、ウルフ氏は「朗希は全ての球団の話に耳を傾けたいと思っている」と述べた。
佐々木は25歳未満などの理由で契約額が制限されたマイナー契約しか結べないこともあり、資金力で劣る球団にも獲得のチャンスがあるとみられる。ウルフ氏は「金額は基本的には同等。朗希は行きたいところを選べる」と語った。