白老小学校(熊谷誠校長、児童293人)に12日、現金10万円入りの白い封筒が投函(とうかん)され、学校側は「新型コロナウイルス対策に有効活用したい」と匿名の善意に喜んでいる。
白色の封筒は同日朝、職員が学校ポストの郵便物を確認した際に見つけた。宛名には「白老小の子供たちへ」とあったが、差し出し人名は記されていなかった。千葉康弘教頭が開封したところ、中に10万円が入っていたという。
熊谷校長は「国の新型コロナ緊急経済対策の特別定額給付金10万円をそのまま寄付してくれた可能性もある」と推測し、「消毒用品の購入など校内での感染予防対策に活用させていただきたい」と感謝していた。