苫小牧署 運転免許更新業務が8日から再開、初日は混雑予想 「時期をずらして」

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  • 2020年6月5日

 北海道警察本部運転免許試験課は8日から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止していた運転免許の更新業務などを再開する。苫小牧署も同日から全ての運転免許業務を再開するが、初日は混雑が予想されることから「感染予防のため、有効期限に余裕のある人は時期をずらして来署してほしい」と協力を呼び掛けている。

 道警は、新型コロナウイルスの流行で政府が緊急事態宣言を全国に拡大したことを受け、4月19日から運転免許証の更新手続きや認知機能検査、高齢者講習を休止していた。宣言解除後の6月1日には道内5カ所の運転免許試験場などが再開されているが、感染者の発生が相次いでいた札幌圏では休止を継続していた。

 同署は再開直後の混雑が見通せないとしており、「交通関係以外の業務全般に影響が出る可能性がある」(交通第1課)と説明する。駐車スペースにも限りがあることから、公共交通機関の利用を推奨。感染拡大防止のため、マスク着用と筆記用具の持参も求めている。

 札幌市内の札幌運転免許試験場と中央、厚別優良運転者免許更新センターでの更新申請は有効期限が2週間以内の人が目安。同署担当者は「更新期限が間近な人を優先したい」と話す。更新時講習の申し込みは窓口のみとし、電話では受け付けない方針。講習日程は同署ホームページで確認できる。

 なお、免許証の有効期限が7月31日までの人は事前の手続きを経て期間を3カ月延長できるという。

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