千歳相互観光バス(本社千歳市)は2日、新型コロナウイルス感染の一日も早い収束のために医療や介護の施設で役立ててと、千歳市にマスク5000枚を寄贈した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で同社の観光貸し切りバス事業は3月以降、稼働がないという。この日は、中村敬臣社長が若手ドライバーとともに北広島市大曲から中型バスで千歳市役所の駐車場に到着。ドライバーの寺島健介さん(34)と岩本大輝さん(29)が出迎えた山口幸太郎市長にマスクが入った段ボール箱を手渡した。
市長は「市民の安心安全に寄与いただきありがとうございます」と感謝を述べた。
研修を兼ねてハンドルを握ったという寺島さんは「久々の運転と緊急事態宣言の解除で道が混み、緊張しました」と話した。