子育てイベントなどを行うNPO北海道ネウボラ(五嶋絵里奈代表)は28日、新型コロナウイルス感染拡大による道内一斉休校が子育て世帯の生活に影響を及ぼしているとし、支援金給付を求める署名活動をインターネット上で開始した。6月6日まで実施し、集まった署名は同8日にも道や札幌市に提出する。
同団体が求める支援金額は、子供1人につき月額3万円。2月以降、休校措置を受け「子供の預かり先が見つからない」「収入が減った」といった相談が150件ほど寄せられているという。同団体は、3月には新型コロナウイルス対策としての学校閉鎖に科学的根拠がない―とする提言を道に対し行っている。
署名は同団体のホームページから可能。1000件の署名を目指す考えだ。五嶋代表は「子供を大切にする目線を持ち、たくさんの力を集めたい」としている。