陰圧ブース2基寄贈、道から感謝状 道医師会長夫人の長瀬良子さん

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  • 2020年5月28日
感謝状を手渡す知事(右)と長瀬良子さん(中央)、清さん

  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、道に簡易式感染防止陰圧ブース2基を寄贈した長瀬清北海道医師会長(81)の夫人良子さん(82)に26日、鈴木直道知事から感謝状が贈られた。

   同ブースは、医療従事者が検体を採取する時に中に入るもので、感染リスクを減らす効果がある。良子さんは新型コロナの無症状、軽症患者の宿泊療養施設となるアパホテル&リゾート札幌(南区)に2基寄贈した。

   感謝状を受け取った良子さんは「新型コロナがまん延し、医療従事者が不安と戦いながら命懸けで戦っている」と感謝とねぎらいの言葉を述べ、知事は「医療従事者の大きな安心につながった」と感謝し、「ウイルスと戦うための用具、資機材は不十分な状況。国と連携しながら必要なものをそろえたい」と話した。

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