日高町の沙流太(さるふと)ほおずき絆の会(金子俊会長)が21日、富川東の同会農場で食用ホオズキの苗を植え付けた。
食用に適さない観賞用とは違い、「食用ホオズキ」はビタミンAやカロテン、イノシトールが豊富に含まれ、コレステロール値低下や美肌効果がある。甘酸っぱい食味とフルーティな香りで「ストロベリートマト」などのネーミングで出荷されている。
同会は果実を使ってスイーツの試作開発も行い、富川高校生発案のケーキ「とねっころーる」を門別ししゃも祭りなどのイベントで販売し、好評を得ている。
この日は新型コロナウイルス感染症対策のため、例年参加する富川高生は不参加。日高農業改良普及センター指導員から苗の植え付けの手ほどきを受けながら、数矢昭市さんの畑に苗312株を植えた。
10月初旬の収穫試食体験を経て作業終了は11月の予定。