政府の緊急事態宣言継続が決まった北海道の鈴木直道知事は21日、「第2波を乗り越えるには、あと一歩のところまで来ている。道民の皆さまには大変な不便をお掛けするが、感染拡大防止に引き続き協力をお願いしたい」とコメントを発表した。
知事は「総理会見で、今の状況が継続されれば、25日にも特定警戒都道府県の解除も可能となるのではないかとの発言があった」と指摘。道が休業要請解除などの目安として示している「5月末までの目指す姿」についても「20日に三つの全ての指標を達成したことから、休業要請のさらなる緩和を検討していく」との姿勢を示した。
道民には「ライフスタイル、ビジネススタイルを変容し、感染拡大を抑え込むための行動指針となる『新北海道スタイル』の実践に取り組んでいただきたい」と求めた。
知事は22日午後から記者会見を開き、休業要請の追加緩和の内容などを発表する見通し。