ミネベアミツミ(本社長野市)とグループ企業のミツミ電機千歳事業所は28日、千歳市を通じ千歳市民病院に医療従事者向けクリーンスーツ150着を寄贈した。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、最前線で治療に携わる医療従事者の感染拡大の防止に向けた同グループの地域貢献。クリーンスーツは電子部品の製造時にクリーンルーム(防塵室)で着用する作業着。
この日は、ミツミ電機千歳事業所の橋本稔半導体事業部事業推進部次長が市役所を訪れ、「医療現場で物資が不足していると聞き、少しでも役に立てれば」と、山口幸太郎市長に専用スーツを手渡した。同社は備蓄するマスク1000枚とゴーグル13個も寄贈した。
山口市長は「医療の体制維持と継続のため使わせていただきます」と感謝した。
市立市民病院には、これまで市内の13企業・団体から医療従事者用品が寄贈されている。