函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の外国貿易機等概況によると、2月の入港機の合計は前年同月比27・6%減の775機だった。韓国からの旅客定期便が減少したほか、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅行控えなどで大きく落ち込んだ。
外国貿易機の主な内訳は、旅客定期便は29・3%減の663機、旅客臨時便は57・1%減の12機、給油などの寄港は80%減の1機、旅客チャーター便は16・7%増の7機。
中国政府は1月下旬に海外団体旅行を規制しているが、その後の各国からの旅行客減少も入港機数の減少につながったとみられる。
入国者数は51・1%減の9万9255人、出国者数は42・2%減の12万1115人だった。