今年11月に市制施行50周年を迎える恵庭市は、これを記念し多彩に記念事業を繰り広げる。7月に「(仮称)新時代を切り拓(ひら)くまちづくりに向けて」をテーマに記念フォーラム、11月には半世紀の歴史を振り返り一層の市勢発展を願い、記念式典を挙行する。
7月は11、12の両日に北海道文教大学を会場に記念フォーラムを開催。初日はサッポロビールの高島英也社長が基調講演、福井県立大学の進士五十八学長が特別講演を行うほか、分科会では「公民による共生のまちづくり」「多文化との共生のまちづくり」「花・水・緑との共生のまちづくり」「子どもと地域の共生のまちづくり」をテーマに意見交換。2日目は恵庭創生懇談会座長の小磯修二地域研究工房代表理事がコーディネーターを務め、4分科会による意見発表。フォーラムでの議論を基に、これからのまちづくりの提言「恵庭宣言」を発信する。
11月1日には恵庭市民会館大ホールで記念式典、記念講演を行う。
このほか、市制30周年時に埋設したタイムカプセル開封、記念フードの制作、子ども未来議会、みんなで大絵画、新恵庭市史編さん、NHK公開番組「新・BS日本のうた」などの記念行事を行う。
企画振興部50周年事業室では「これからの市民参加のまちづくりに向け、記念行事には大勢の市民の皆さんに参加していただきたい」と話している。