恵庭市花いっぱい文化協会(池永允子会長)は11日、恵庭市民会館中ホールで約100人が出席して第53回花壇コンクール表彰式を行った。最優秀賞(恵庭市長賞)に選ばれた黄金南曙ひまわり会=一般の部=の小出憲会長(64)と柏陽中学校=学校の部=の美化委員長竹内史奈さん(14)に原田裕市長から盾が手渡された。
池永会長は「花のまちづくりの原動力は市民の皆さんの熱意」とあいさつ。市長は入賞団体を祝福し、2022年の全国都市緑化フェアの恵庭開催に言及。「皆さんの努力に報いたい」と語った。
表彰式では一般の部、学校の部、特別の部にエントリーした全36団体に賞状と盾が贈られた。
最優秀賞に輝いた小出会長は、取材に「毎日水をやり、草抜きして見守った。花を褒められることが何よりうれしい」と振り返り、竹内さんも「雑草の管理が大変だったが、少しずつきれいになり、やりがいを感じた。3連覇を目指したい」と意欲を述べた。
同協会は1961年の発足から今年で60周年の節目を迎えた。地元で生産された花苗を廉価であっせんし、市民の花の苗植栽意識を向上させ、今日の「花のまち恵庭」の礎を築いた。