恵庭市は5日、総額272億1600万円の2020年度一般会計予算案を発表した。歳入は、景気回復と家屋の新築などに伴う個人市民税や純固定資産税の増収などで過去最高の83億731万円(19年度比2・2%増)となった。原田裕市長は22年の招致を目指す全国都市緑化フェアについて、「道や近隣都市、白老町のウポポイ、胆振東部地震被災3町と連携して招致を進めたい」と意欲を示した。また、市制施行50周年記念事業として11月に式典やフォーラムを開催することを明らかにした。
新規事業には、「新たな時代を築く子どもたちや若者の挑戦を支えるまちづくり」など5本の重点施策を柱に、産後ケアや5歳児相談事業などを盛り込んだ。