まとまった雪の降った20日、千歳市蘭越のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(GC太田康裕社長)が敷地内で運営する雪のレジャー施設「ノース・スノーランドin千歳」では、入場者の歓声が上がった。
今季は雪不足でアトラクション供用が一部ずれ込んでいたが、中華圏の休暇期と重なる24日からの「春節」を前に訪日外国人旅行者の入場が目立ってきた。「アジアの観光客ではフィリピンからの来場が増えている」(同GC)という。
ゴルフ場構内を冬場に活用し、遊びの有料プログラムを展開する趣向は2007年度に始まった。今冬は9日に一部アトラクションから段階的に供用を開始。来年3月5日までの営業を予定している。
提供する遊びはミニスノーモービル、雪上乗馬、4輪バギー、チューブ滑り、歩くスキーなど。大型スノーモービルがけん引するスノーラフティングも人気だ。
新たに「スノーフォトツアー」と銘打って雄大なゴルフコースで写真撮影を楽しんでもらう有料企画も繰り広げる。
入園料は大人(12歳以上)300円、子供(6~11歳)100円、5歳以下無料。オプションごとの料金や遊び放題プランもあり、レストランも営業。問い合わせは同GC 電話0123(27)2121。