千歳・支笏湖氷濤まつりの実行委員会は19日、「アイスカット大会INアウトレットモール・レラ」を、千歳アウトレットモール・レラで開催した。24日に湖畔で開幕する一大イベントをPR。参加者が氷柱の切る速さを競い、冬を楽しんだ。
千歳、苫小牧の市民や国内外からの観光客など15組30人が出場。湖水を凍らせて用意した氷柱の大きさは25センチ四方の長さ1メートルほどで、実際に会場で制作中の氷のドームから通路を開けるため、くりぬいたもの。
参加者はより早く氷を切り落とし上位入りするため、2人一組で交代しながら力を込めてのこぎりを動かした。約50人の観衆も声援を送り、実行委から参加した全員にレラやまつり会場で使える優待券を贈呈した。
実行委の佐々木義朗総務部長は「氷を切る滅多にできない体験に喜んでいただいた」と話した。