千歳の進出企業と地元企業でつくる千歳工業クラブ(根橋聖治代表幹事)は16日、ホテルグランテラス千歳で2020年新年交礼会を開いた。来賓、会員合わせ182人が出席。発展する道央の中核都市を支える会員企業と千歳市のますますの隆盛を誓い合った。
根橋代表幹事はあいさつで「新年も会員相互の連携、地域との連携を高め、千歳と北海道を元気にする事業を展開していきたい」と語った。
山口幸太郎市長は祝辞で全道4位の工業出荷額に触れ「会員は高い技術力と生産力で千歳の都市の価値を高め、北海道経済に貢献していただいている。今後も連携しウィンウィンの関係を構築していきたい」と述べた。
また、土屋俊亮副知事は昨年の訪日外国人312万人来道や国際線の相次ぐ新規就航を回顧し、「空港一括民営化でゲートウエーとしての千歳の役割は大きくなる」と期待を込めた。同クラブ顧問で千歳商工会議所の入口博美会頭による発声で祝杯を挙げた。
会場では、恒例の抽選会や工業クラブ役員が年末チャリティーカラオケフェスティバルでの熱いステージを再演。祝宴を大いに盛り上げた。
同クラブは千歳に進出した本州の工業系企業と地元企業の交流、親睦を目的に1972年に発足。現在会員は154社。