デンソー北海道(根橋聖治社長)=千歳市泉沢=は13日、小学4年生から小学6年生までを対象にした「プログラミング教室」を開いた。「インディ500に挑戦」をテーマにして9人が参加。パソコンにサーキットのコースデータを入力し、ロボットカーに読み込ませて紙の上のコースを走らせた。
工場に関心を持ってもらおう―という企画。プログラミング教室の開催は一昨年に続き2回目となった。今年度から小学校にもプログラミング教育が導入されるとあって、受け付け開始から20分で締め切りになる人気イベントとなった。
参加者は、5班に分かれ、指導に当たった同社の社員の助言を受けながら、ロボットに指令を出す入力に打ち込んだ。
瞳を輝かせて、直線やヘアピンカーブのコースを何度も確認。走る方向と走行時間を予想したデータをパソコンに打ち込む作業を繰り返した。
千歳緑小4年の工藤嵩也君(10)は「プログラミングは楽しいけれど、走行の予想が難しい」と笑顔で話した。教室終了後、参加者はプログラミングロボットをお土産にもらい大喜びだった。