千歳市とキリンビール北海道千歳工場(桜井隆工場長)は12日、千歳市成人式会場の北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)で適切な飲酒の啓発活動を展開した。
同社の3年連続の取り組み。肌に貼ってアルコールに対応する体質を調べるアルコールパッチテストが付いたリーフレットを900部配布した。
リーフレットでは、多量な飲酒が要因とされるリスクとして、疾患や依存症につながる危険性を掲載。日本人の4%は酒が全く飲めず、40%は酒に弱い―とされていることを解説している。
桜井工場長は、それぞれのアルコール体質は遺伝によって決まっているとし「自分のペースで楽しんでもらうことが大切」と話している。