7空港運営へ「地域と共生」 北海道エアポート蒲生社長

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  • 2020年1月9日

 今年から新千歳をはじめとする道内7空港の運営権一括民間委託(空港民営化)を担う運営企業、北海道エアポート(千歳市)は2019年8月の会社設立後最初の新年を迎えた。蒲生猛社長が6日、新千歳空港にある本社で出資元や協力会社を含む社員約130人を前に年頭のあいさつを行い、地域との共生や安全の堅持を呼び掛けた。

 蒲生社長は冒頭、昨年の社員の労をねぎらい、「今年はより地域に入る姿を地元の皆さんに見てもらい、民間委託へ動き始めたと分かっていただく一年に」と新年の抱負を披露。「私も率先して地元に溶け込む」と述べた。

 企業目標を「北海道をもっと元気にして、面白い場所にすること」と説明。「全員で一枚岩となって汗をかきたい」と語り、「アジア、日本の旅先で北海道を最初に選んでもらえるように頑張りましょう」と呼び掛けた。

 民営化元年の今年を航空機に例え、「出力を大きくし、いよいよ離陸する」と強調。「もし安全を損なうことが起きれば、これまでの努力がゼロになる」と顔触れに気を引き締めるよう望んだ。

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