新千歳空港利用者利便向上協議会(議長・山田修新千歳空港長)、新千歳空港振興会(会長・阿部直志新千歳空港ターミナルビルディング社長)、千歳航空協会(会長・山口幸太郎市長)の3団体による合同の忘年会が23日、ホテルグランテラス千歳で開かれた。関係者約130人が出席し、今年の新千歳の活況を振り返った。
忘年会では冒頭に主催者を代表して山田空港長があいさつ。海外航空会社の新規就航が相次いだことによる新千歳の活況を強調し、来年の東京五輪・パラリンピックにも触れて「マラソンと競歩が札幌で開催される。さらに多くのお客さまに新千歳をご利用いただける」と力を込めた。
道内7空港の民間委託にも言及。「来年1月にビル事業、6月からは新千歳の空港運営事業を皮切りに道内の他の空港で民間委託が開始。北海道エアポートがスムーズに事業継承できるように最大の支援をする」と述べた。
祝杯に立った阿部社長も民間委託に触れ、「北海道全体の大きな転換期。それぞれのお立場で新千歳空港の振興、発展のためご尽力をいただければうれしい」と話した。