道央地区自衛隊協力会連合会と千歳市は21日、第29回千歳音楽まつりを北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)で開催した。陸上自衛隊第7音楽隊、第1特科団音楽隊、千歳機甲太鼓、千舞泉美太鼓、千歳高校吹奏楽部、千歳北栄小学校スクールバンドが出演し、会場に詰め掛けた1100人の聴衆に音楽のひとときを届けた。
千歳地方防衛協会、自衛隊家族会千歳支部など6団体が協賛した。ステージは北栄小スクールバンドの演奏で幕開け。児童による演奏がコンサートを冒頭から盛り上げた。千舞泉美太鼓と千歳機甲太鼓も勇ましい演奏を繰り広げ、合同演奏でも勇壮な音色を会場に響かせた。
第2部では千歳高校吹奏楽部が「なぎさの詩」などを奏で、日頃の練習の成果を披露。第7音楽隊、第1特科団音楽隊が合同でクリスマスらしい曲をメドレーで演奏したほか、ディズニーのアニメ映画「アラジン」の劇中曲も奏でた。千高吹奏楽部も加えた3者の合同演奏では、スネアドラムが刻む軽快な音が前面に出た「ハスケルの暴れ小僧」などが聴衆を魅了した。