和光中健闘も惜敗―全国U―15バスケットボール道予選

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  • 2019年12月5日
ゴール下で激しい競り合い
ゴール下で激しい競り合い
和光中のスターティングファイブ
和光中のスターティングファイブ

  苫小牧和光中学校男子バスケットボール部は1日、札幌市で行われた来年度から始まる全国U―15バスケットボール選手権のプレ大会北海道予選で、クラブユース代表のレバンガ北海道U―15と対戦。39―54で惜しくも敗れた。

   2020年3月に東京で開かれる同選手権プレ大会。道予選は今年の全道中体連で優勝した和光と、クラブユースで全道1位になったレバンガ北海道U―15が、全国大会出場を懸けて争った。

   和光は今年、男子バスケットボール部初となる全国中体連出場を果たした。3年生にとっては最後の公式戦。序盤は相手の流れだったが、中盤は互角以上の戦いを展開。一歩及ばず敗れた。

   女子は全道中体連上位の北星女子が出場する。

  レバンガ北海道U―15 54―39和光中学校

   第1ピリオドでリバウンドや相手のアウトサイドからの得点に苦しみ3―15と厳しい滑り出し。第2ピリオド以降は主将の伊藤成矢らの速攻が決まるなど善戦した。エース・大山未南斗もチームトップの23得点を挙げ、第2、3ピリオドではそれぞれ1点差で上回ったが、最後まで開いた点差を埋められなかった。

   今季の公式戦最後の試合を全力プレーで戦った和光中学校男子バスケットボール部。練習試合を多くこなせないなど調整が難しかった中で迎えた。青山英俊ヘッドコーチ(HC)は「ディフェンスでは通用していた部分もあると思う。選手は最後まで頑張ってくれた」とたたえた。

   試合は序盤、一方的な展開を強いられた。インサイドではリバウンドを取れず、相手にセカンドチャンスを与えての失点が響いた。青山HCは「リバウンドが取り切れずリズムに乗れなかった」と振り返った。

   ただ、チームトップの23得点を挙げたエースの大山未南斗(3年)は、ナショナル育成センターのトライアウトに挑戦したことも生かせたという。「大きい選手に対してのオフェンスで有効だった」と手応えを語った。

   主将の伊藤成矢(同)は「(初めは)シュートが入らず苦しかったが、全力は尽くせた。和光はいいチーム。やっていて楽しかった」と爽やかな表情で大舞台も踏んだ同部の軌跡を振り返った。

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