新千歳の10月貿易概況 輸入半減、総額は2割減

  • ニュース, 主要, 千歳・恵庭
  • 2019年12月2日

  函館税関千歳税関支署は11月27日、新千歳空港の10月分の貿易概況(速報値)を発表した。輸出入総額は前年同月比20・7%減の43億2900万円で3カ月連続の減少。中国からの携帯電話部品やモバイルパソコンなどの落ち込みによる輸入の半減が響いた。

   輸出は0・6%減の32億7800万円と横ばいで3カ月連続の減少、輸入は51・4%減の10億5100万円で2カ月ぶりの大幅減となった。

   輸出では電気機器が38・8%減の9億1300万円となり、タイ向けのスマートフォン電池用炭素製シートが87・6%減の1億6000万円に急減した影響を受けた。食料品および動物は34・6%増の17億6000万円。中でも香港向けナマコが12億円に倍増した。

   輸入では電気機器が81・2%減の2億700万円。中国からの携帯電話部品が87・9%減の8400万円となり、一般機械も21・9%減の2億3600万円。中国からのモバイルパソコンは69・3%減の2500万円。中国からの輸入全体は58・7%減の4億1200万円にとどまった。

   入港機数は10・2%減の724機、入国旅客数は4%減の11万8817人だった。

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