ＮＰＯ法人まちづくりスポット恵み野（泉谷清代表理事）はこのほど、母親同士の交流イベント「ママカフェ２０１９」を同法人の交流スペース＝恵庭市恵み野里美＝で開催した。２０１９年４月以降に生まれた子供を持つ母親限定の企画。母親たちは自分の体験を互いに語り合いながら、子育てのヒントを得ていた。

　 　幼稚園や学校が違っても、母親同士のつながりを―と初めて企画した。１９年４月２日から２０年４月１日までに生まれた子供を持つ母親に対象を限定。３、４カ月の検診を受けた母親全員にパンフレットを手渡し、周知活動を行った。２回目以降の内容は参加者同士で決め、長期的には子供の卒園、卒業後も相談し合えるような関係づくりを進めてもらう。

　 　初回は親子４組が参加。母親たちは、卒乳や職場復帰のタイミングなど育児に関わるさまざまな事柄を情報交換。まちスポのスタッフも男女１人ずつ加わり、自分の子育て体験を振り返るなど、和やかな雰囲気が広がった。

　 　４カ月の息子と共に参加した、黄金中央の佐々木ひろ美さん（３１）は「息子が同い年の子どもにどう興味を持つか関心があって来た。これからも参加したいです」と笑顔だった。

　 　中心となって企画を進めたスタッフの平井梓さん（４０）は「和やかな雰囲気でできた。初参加でも受け付けるので、多くの親子に来てほしい」と呼び掛ける。