安平 一足早いXマス気分 ポインセチア出荷準備進む

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年11月16日

 クリスマスシーズンを彩るポインセチアが、北海道興農社(安平町)のビニールハウス内で順調に育ち、18日から出荷される。早来富岡の直売所サックルズファームでも販売され、担当者は「色鮮やかなポインセチアを自宅に飾って、クリスマスムードを盛り上げてほしい」とアピールしている。

 ポインセチアはトウダイグサ科の植物で、メキシコが原産国。11月から12月にかけて葉が赤や白、ピンクに美しく色づくため「クリスマスフラワー」として鉢植えの人気が高い。同社では6月から苗を育て始め、ビニールハウス内を15度以上に保ちながら、赤を中心に例年並みの3000鉢を育てた。大半は新千歳空港ターミナルビルの観賞用として出荷する。

 日が短くなると色づく習性があることから、夕方から朝にかけてビニールハウスに暗幕をかけ、美しい色合いを引き出した。同社生産部の三木大輔主任は「手間暇かけて育てたポインセチアをめでて一足早いクリスマス気分を味わって」と話す。

 直売所では鉢の大きさによって税込み500円または1200円で販売している。

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