白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で、郷土白老を題材にした絵画や陶芸など地元作家らの作品を紹介する「白老郷土美術展」が開かれている。24日まで。
同資料館が企画し13日に開幕した美術展では、白老美術協会の会員ら12人と1団体が出品した22作品を展示。会場に秋のポロト湖や冬の樽前山、漁港、旧飛生小の木造校舎、塩釜神社など地元の風景を描いた油絵、水彩画、パステル画がずらりと並び、白老の魅力を伝えている。
また、高度な技法で制作された陶芸作品や、「みんなの心をつなげる巨大パッチワークの会」が手掛け、アイヌ文様刺しゅうを施したパッチワーク3点も紹介している。
最終日の24日には午後2時から、作品が生まれた背景などを探る合評会を開く。
入館料は高校生以上300円、小中学生150円、白老町民は無料。18日は休館。開館時間は午前9時半から午後4時半。問い合わせは同資料館 電話0144(85)2666。