「鮭の日」(11月11日)を控えた9日、千歳市花園のサケのふるさと千歳水族館で関連イベントを多彩に催した。入館した大勢の親子は「サケタッチ」や「サケ皮クラフト作り」などを通して一日を満喫した。
漢字の「鮭」は、魚偏の右に置くつくりの「圭」を分解すると「十一十一」。このため水族館は「鮭の日」として、毎年この時期にイベントを実施している。
このうち、千歳川を遡上(そじょう)してきたサケに触れる「サケタッチ」は大人気となった。
バックヤードで「雄のおなかは硬く、雌は軟らかい」と職員から説明を受けた子供たちが雌雄のサケに恐る恐る触って「本当だ」。歓声を上げた。
このほか、間もなくふ化するサケの発眼卵を観察したり、サケの皮に触れたりとさまざまな体験プログラムが展開された。
サケが大好きという千歳末広小1年の竹ヶ原瑛澄君(7)は「サケに触ったのは初めて。おなかがぶよぶよしていた」と笑顔で話した。