穂別高校吹奏楽部の第4回定期演奏会が9日、むかわ町の穂別町民センターで開かれた。5人の部員が地元の穂別ウィンドアンサンブル、日高町のもんべつ吹奏楽団の協力を受け、日ごろの練習成果を披露。少人数ながら力のこもった演奏で日頃の感謝の気持ちを届けた。
演奏会は2部構成で行われ、前半の第1部は歌がテーマ。部員5人でバーンスタイン作曲の「ウェストサイドストーリー」、バッハ作曲の「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」、童謡のメドレー「3つのわらべの歌」を演奏した。
後半の第2部は、穂別ウィンドアンサンブルともんべつ吹奏楽団のメンバーが賛助で加わり、人気アイドルグループ嵐のメドレーや2020年東京五輪にちなんで「パプリカ」、演歌歌手、坂本冬美さんの代表曲「夜桜お七」などアンコールも含めて6プログラムを披露した。
会場には保護者や地域住民らが駆け付け、元気いっぱいの演奏に惜しみない拍手を送っていた。