浦河ポニー乗馬スポーツ少年団(近藤秀典会長)はこのほど、浦河町浜東栄で騎乗会を開き、子どもたちは潮風を受けながら砂浜を駆け回った。小学生を中心としたポニー乗馬少年団は、昨年創立20周年を迎え、昨年8月に記念の騎乗、今年2月に記念式典を開いている。
普段は町乗馬公園で練習を積んでいるが、自然と一体となった海岸沿いの騎乗会は団員や保護者に好評で、今年8月にも実施。今回は町広報用の撮影としてドローンを飛ばし、太平洋と日高山脈の雄大な背景の中、砂浜を一列になって人馬一体で駆ける姿を空撮した。
この日は9頭のポニーを馬運車で運び、15人の団員や保護者ら約30人が参加。ポニーに乗馬した子どもたちは、太平洋を望みながら何度も海辺を往復し、「気持ちいいー」と笑顔で乗馬を楽しんだ。
近藤会長は「昨年からの浜辺の騎乗会は約10年ぶり。ポニーも海に慣れ、大自然の中で乗馬を楽しむのが一番」と話していた。