昨年9月の胆振東部地震で被災した厚真神社(黒沢寿紀宮司)を支援しようと、苫小牧白鳥ライオンズクラブ(LC、丹羽隆雄会長)は10月30日、チャリティーゴルフコンペの益金など22万5600円を同神社に届けた。
10月4日付本紙で公的支援が受けられない厚真神社の現状を知り、厚真LCの黒沢宮司(76)とLC仲間の縁で支援を考えた。急きょ28日に市内の北海道ゴルフ倶楽部でコンペを企画し、益金と参加者の寄付金を寄贈に充てた。
この日は尾崎徹さん(75)、久木英一さん(71)、和嶋孝俊さん(72)の3人が同神社を訪れ、黒沢宮司に善意を手渡した。コンペで事務局を務めた和嶋さんは「厚真町民の守り神が一日も早く復興してくれたら」と願った。
黒沢宮司は「社殿などの再建に約1億2000万円が必要になりそう」と説明し「こういう時こそ仲間の気持ちがありがたい」と感謝した。