2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、五輪にちなんだ運動会や体育祭を実施した学校を表彰する「東京2020みんなのスポーツフェスティバル」事業で、白老町萩野小学校(手塚敏校長)が優秀賞に輝いた。小中学校など全国80校の応募の中から受賞した10校のうちの1校に選ばれた。同校は「五輪の精神を生かした教育活動が認められて光栄」と喜んでいる。
受賞校は18日、組織委員会が発表した。萩野小は2018年度、「東京2020五輪・パラリンピック教育実施校」として組織委員会から認証され、連帯や共生など五輪の価値、精神を教育に生かす活動を進めている。その一環で今年6月、聖火リレーや五輪にちなんだダンスなどを取り入れた運動会を開催。取り組みが評価され、教育実施校を表彰する組織委員会の事業で優秀賞に選定された。
受賞校は同校のほか、山梨県や兵庫県、福島県の小学校や大阪府の中学校など。萩野小の古川良明教頭は受賞に「五輪・パラリンピック教育の実践が評価され、大変うれしい」と話している。