歌で生徒たちにエール 札幌市出身の半崎さん鵡川高校でライブ

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  • 2019年9月7日

 鵡川高校(山崎恒平校長)では札幌市出身のシンガーソングライターの半崎美子(よしこ)さん(38)のライブが全校集会に合わせて体育館で行われた。全校生徒ら約170人が歌声に酔いしれ、復旧復興への気持ちを新たにした。

 震災1年を迎える節目に生徒やむかわ町民を元気づけようと、半崎さんが学校側に申し出て実現した。

 半崎さんは全国各地で音楽活動を展開しており、HBCラジオでは番組も担当。胆振東部地震の被災地の復旧復興を応援するため、厚真町でも5月にライブを開いている。

 体育館のライブでは、オリジナル曲の「明日への助走」や「明日を拓(ひら)こう」など全4曲を歌い上げた。「やがて夜は明けていく 明日を祈ろう」などの歌詞で生徒たちにエールを送った。

 半崎さんは会場にいる人たちに「きょうで1年。皆さんが立ち上がり、あすを切り開いていく力を信じています」と話した。生徒会長で3年生の村田つきさん(18)は「すてきな歌をありがとうございます。地域の希望になれるよう前に進んでいきます」と感動していた。

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