白老町大町の書店、またたび文庫(羽地夕夏店主)は17日正午から、哲学者で作家の永井玲衣さんを迎えて懇談する「哲学対話の会」を店内で開く。
著者と話す「読書と対話の会」の一環。
永井さんは立教大学で兼任講師を務め、大学に所属して論文を書くのではなく、集まり、聞き、話す「哲学対話」の活動を全国各地で10年以上継続している。著書には他者や自分自身との対話を重視する「水中の哲学者たち」(晶文社)や「世界の適切な保存」(講談社)がある。
15、16日に空知管内栗山町で開かれる対話イベントで来道し、白老にも立ち寄ることを共通の知人から知った羽地さん(26)が声を掛け、企画が実現した。
当日は日常生活で思うことなどを参加者に問い掛け、対話しながら哲学の魅力について伝える予定。
羽地夕夏さんは、「普段の会話より少し踏み込んだ対話の場を体験して」と参加を呼び掛ける。定員15人で参加費は2000円(資料代、お茶代など)。午後1時半ごろ終了予定。
申し込み、問い合わせは羽地さん 携帯電話090(2836)4671またはメール(matatabibunko@gmail.com)。