未来のエネルギー源を探して敷地内を探検する児童 自然エネルギーによる発電事業などを手がけるテラスエナジー(東京)は12日、体験型環境教育プログラム「未来×エネルギープロジェクト」の授業を白老町の竹浦小学校(千葉康弘校長)で行った。5、6年生6人がタブレットを手に校内を巡回し、未来のエネルギー源になり得るものを探した。
プログラムは、学校支援事業や教材制作に取り組む「教育と探求社」(東京)と共同開発。子どもたちは「10年後の未来を照らす地球に優しいエネルギー」というテーマで、学校の敷地内や校内を探検。ピアノや鏡、ブランコ、地面の氷を剥がすスコップなど目に映るものをタブレットで撮影し、子どもならではの考えを巡らした資料を作って発表した。6年生の板田真知さん(12)は「想像を膨らませて、どんなものからエネルギーがつくれるかを考えることができて楽しかった」と話した。
同プログラムは、現代を取り巻く環境やエネルギー問題を児童に考えてもらおう―と2015年度以降、虎杖小学校と交互に実施している。今回を含め両校で計8回、延べ107人が参加した。